TOS開局55周年記念時代劇ドラマ「はぐれ鴉」ついにクランクアップ!

この記事を作成するにあたり、写真はすべてテレビ大分様よりご提供していただきました。無断使用は絶対にしないでください。

京都撮影敢行

この記事はプレスリリースの提供を受けて作成しました。
TOS開局55周年記念 赤神諒原作『はぐれ鴉』(集英社刊)の時代劇ドラマ制作が決定! テレビ大分にて、2025年7月放送予定という情報が昨年12月に解禁されました。

以前投稿した「はぐれ鴉」情報はこちら👇

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2025年1月10日(金)~12日(日)の大分ロケに続き、1月20日(月)から京都で撮影が行われました。

1月28日(火)には、撮影現場をマスコミなどへ公開されました。今回は、その時の様子をご紹介いたします。

公開されたシーンは、主人公の山川才次郎(神尾 楓珠さん)が、仇敵で叔父である玉田巧佐衛門(椎名 桔平さん)に自らの正体を明かし、なぜ残虐な事件を起こしたのか問い詰めるという緊迫感あるシーンであり、見どころの一つです。

巧佐衛門の娘である英里(山本 千尋さん)や玉田家の家人・平兵衛(野添 義弘さん)も出演し、数時間かけて撮影が行われました。

2月12日(水)にはキャストが出演する全シーンの撮影を終了し、無事にクランクアップしました。

撮影後のインタビュー

公開されたシーンの撮影後、神尾楓珠さん椎名 桔平さん山本 千尋さんの3名がインタビュー取材に応えてくれました。

――緊張感あふれるシーンの撮影でした。いかがでしたか?

神尾さん
(巧佐衛門への)憎しみだったりとかを緊迫感の中で表現しようと思っていたので緊迫感のあるシーンになっていたらいいなと思います。

椎名さん
巧佐衛門と才次郎の2人の関係を、寒風吹きすさぶ中うまく表現できたんじゃないかと思います。

山本さん
台本を読ませていただいたときに個人的には一番このシーンが難しい課題のシーンだなと思っていました。実は今日が父上(椎名さん)と目を合わせてお芝居するのが初めてだったので、感慨深い一日になりました

――神尾さん、大先輩の椎名さんとの共演はいかがですか?

神尾さん
椎名さんはオーラがあります。佇まい、風格が面と向かうとさらに感じますが、それに飲まれないようにしようというのは常々思ってやらせていただいています。本当に優しくて、迷っていることがあったらアドバイスしてくださるので、それが僕はすごくありがたくて。本当に大先輩ですけど、良い方とご共演させていただけたなと思っています。

――椎名さんのアドバイスとは!?

椎名さん
飯食いに行こうか、とか(笑)。神尾くんは初の時代劇ドラマでしかも主演でハードルが高いというところは見受けられるので、山下智彦監督も京都で指折りの名監督ですから、そういうご指導の下、京都の時代劇の専門のスタッフの皆さんに揉まれている神尾くんの姿が非常に愛おしくて。芝居としてもうちょっとこうした方がいいなというところは、1つ2つくらいアクションのところでね。

神尾さん
ちょっとパニックになりかけたときとかに(アドバイスいただいた)

椎名さん
周りの皆さん、時代劇のプロの方々が細かく教えてくださる。僕も初めてタスキをぱっと取ってね。こういうタスキの取り方なんかも「こうするんだな」みたいなね。僕も長くやっていますけど毎回毎回勉強させていただいていますから、一緒に頑張っていきましょう。

神尾さん
はい‼

――それぞれの役を演じる上で大事にしていることを教えてください

神尾さん
過去の事件のことはずっと頭の片隅にないと才次郎という役は成り立たないと思うので、それは忘れないようにしようと思っています。巧佐衛門さんといるときの才次郎、英里殿といるときの才次郎、才次郎の雰囲気の違いを大事にしていきたいところです。

椎名さん
すごく難しい役です。赤神先生の原作を拝読してからずっと思っていることですし、やったことがないような役ではありますしね。だからこそ原作の巧佐衛門に近づきたいと思って、毎シーン(事件発生から)14年間の思いというものを考えながら挑むようにしています。巧佐衛門はとても魅力的な人物なので、気を抜かないように最後までやっていきたいと思います。

山本さん
デビュー作を太秦でさせていただきましたが、今作は演じたことがない役柄で、所作など初めてのことがかなり多かったです。ここにいる3人全員(の役)がそうだと思いますが、背負っているものが多いと感じていました。その中で英里という役は、(由美役の)財前さんもいらっしゃいますが、皆さんと一緒にいる数少ない女性だなと思っているので、明るくできるところは根っから明るい英里でいつつ、どこか儚さも見えるような女性でありたいなと思いながら、毎シーン毎シーン臨ませていただいております。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします

椎名さん
初めて家族旅行で飛行機に乗って連れて行ってもらったのが大分で、別府だったんですよね。そして映画で初めて映画祭に呼んでいただいたのが「湯布院映画祭」で、非常に(大分に)ご縁を感じています。今回、大分の皆さんにまず先にお届けできる中で、しっかりといい作品を作ってお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします。

山本さん
クランクインの地でもありました大分ロケの期間がとても素晴らしかったと実感しています。すごく大切なシーンでもあり、そこで見た景色とか感覚みたいなものがまさに撮影中に思い出されて生きているのを実感しているので、そういった撮影背景も含めて見ていただけるといいなと思っています。

神尾さん
初めての時代劇ドラマなので、もしかしたら時代劇をたくさん見ていらっしゃる方はちょっと拙いと思われる部分もあるかと思うんですけど、僕なりに精一杯、竹田市の歴史からできたこの物語を演じているつもりではありますので、本当に多くの方に見ていただけたらという気持ちです。

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