『鶴見山峰入り大祭』で護摩木に願いを書き祈願!当日受付で一般参加可能!

おりまゆ

1年に一度、鶴見岳で開催される神聖な儀式です。購入した護摩木に願いを書き、自ら奉納する貴重な体験をしてみませんか?

鶴見山峰入り大祭

鶴見岳で千年前に始まった『鶴見山峰入り大祭』が、2024年7月28日(日)10:00~開催されます。
約2時間かけて、鶴見山峰入り神事採灯大護摩行山伏行列などが執り行われます。事前申込は不要で、当日現地に行くことで一般参加が可能です。 山伏とは、山中で仏道修行に励む僧のこと

開催当日は『別府ロープウェイ』さんの鶴見山上駅(仮設)にて、息災延命家内安全商売繁盛などの願いを書く護摩木2本セットが1,000円で販売されます。記載した護摩木は1本ずつ、採灯大護摩祖霊社に奉納します。 採灯大護摩とは、願いが書かれた護摩木を燃やしお祈りする儀式
護摩木の販売は、神事が始まる10:00まで

『別府ロープウェイ』に乗車すれば、鶴見岳まで片道10分で到着! 『鶴見山峰入り大祭』の際にもご利用ください♪

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はじまり

鶴見山峰入りは、平安時代の康保二年(965年)に天台僧・性空上人が日向の国の霧島山に続いて、由布・鶴見両山に山岳道場を開いたときに始まったと言われています。
由布では仏山寺、鶴見では常行寺を開基したそうです。鶴見山では、当時の火口であった三池を中心に禅定の修行が行われていました。

江戸時代までは峰入りが行われていましたが、明治初期の神仏分離をきっかけに廃止されました。昭和38年より復興し今に至ります。

大祭当日の様子

購入した護摩木に願いを書き、大護摩壇に参加者自らが1本くべます。山伏と一緒に山上札所を巡った後、残りの1本を祖霊社へ納札します。

山伏行列では、ほら貝や音木(おんぼく)を鳴らしながら鶴見岳の七福神や札所などを巡拝します。巡拝する際「ざんげ、ざんげ、六根清浄(ろっこん しょうじょう)」と唱えることで、自身の欲や迷いを断ち切り心身が清らかになると言われています。 六根とは…目・耳・花・下・身・意の6の器官
清浄とは…煩悩・私欲辛党盛り、清らかで汚れがない極地

山上権現祖霊社で神事、最後に鶴見岳頂上にある御岳権現奥の院(火男火売神社上宮)へと行進して一連の行が終了します。

詳細

峰入り大祭の一般参加についてはこちら👇

日時
2024年7月28日(日) 10:00~ (約2時間程度)
参加方法
申込不要開催日に鶴見岳山上へ直接お越しください
護摩木
鶴見山上駅前(仮設)にて販売

この記事を作成するにあたり、写真はすべて別府ロープウェイ様よりご提供していただきました。

おりまゆ

雨天時の場合は、天候状況に応じた行事進行になります。少雨決行です。

一年に一度の神聖な儀式で、欲や迷いを断ち切り心身の健康を祈願してくださいね。山伏と共に巡拝できる非日常的な空間を、この機会にぜひ体験してみてください。

別府ロープウェイ

情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。

住所
大分県別府市大字南立石字寒原10-7
営業時間
夏季 (3月15日~11月14日) 始発9:00 / 上り最終便17:00、下り最終便17:30
冬季 (11月15日~3月14日) 始発9:00 / 上り最終便16:30、下り最終便17:00
定休日
年中無休 (悪天候、設備の整備、点検等の場合は運休)
電話
0977-22-2278
Webサイト
https://www.beppu-ropeway.co.jp
Instagram
@beppuropeway
往復運賃
大人 (中学生以上)1,800円 / シニア(70歳以上)1,700円 / 小人 (4歳以上)900円
備考
駐車場あり
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