年末は多くの帰省客や観光客の利用で、賑わいを取り戻した『大分空港』。
今回は、大分空港が一望できる絶景撮影スポットをご紹介しましょう。
大分空港へ行こう
大分空港は、国東半島の東海岸に位置していますので、青い海や空をバックに飛び立つ飛行機の写真が撮影できます。
航空ファンの私は、大分空港らしさがわかる撮影スポットを探して走り回っています。今回は、本当は教えたくないオススメスポットを教えますね。
小城観音展望公園に行こう
『小城観音展望公園』は、国東市武蔵町小城の高台(標高約200m)に位置する展望台です。
近くには『小城観音(おぎかんのん)』という、古くから地元の方々に信仰されているお堂があります。
所在地 : 大分県国東市武蔵町小城1002-1
大分空港から車で10分。ハンドルをしっかり握って、ひたすら坂道を上ると展望台にたどり着きます。駐車場やトイレも完備しており、家族連れでも安心です。
大分空港が一望
さあ、車から降りて海側に向かって歩いていきましょう。
ぱぁ~~っと視界が開け、そこは大海原。おだやかな伊予灘や別府湾が広がる絶景の展望台です。お天気の良い日は、四国の佐田岬に立つ風車がはっきりと見えます。
眼下に目をやりますと、海との境目に『大分空港』があります。中央にターミナルビルや管制塔が確認できます。
そして、南北に走る長さ3,000mの滑走路。大分空港が一望できる場所は、ここ『小城観音展望公園』だけでしょう。
飛行機の離発着を撮影しよう
滑走路の右側(方角でいうと南側)には、海の上に長い橋のようなものが立っています。これは『進入灯』といって、空に向かって光が点滅しています。
飛行機が別府湾を旋回して、この上空を通過しながら滑走路に着陸するための目印になるものです。ゆっくりと高度を下げて進入していく姿や、着陸の瞬間もはっきりと見ることができますよ。
また多くのお客さんを乗せて離陸するシーン、そして東京や大阪方面に消えていく機体の一部始終を見届けることができるのも、絶景スポットならではの特典ですね。
望遠レンズを持っていこう
スマートフォンや小型カメラでもOKですが、200mm以上の望遠レンズをつけたカメラや、ビデオカメラの望遠機能を使うと、迫力のシーンが撮影できると思います。
なお午前中は逆光になるので、昼から夕方の時間帯が綺麗に撮影できます。
花見や天体観測スポットとしても注目
『小城観音展望公園』では、3月下旬に桜が満開になります。ベンチやテーブルも設置しているので、桜と飛行機を眺めながらの花見が楽しめます。
最近では、日の出や天体観測のスポットとしても人気上昇中です。まさしく、宇宙にも近いスポットと言えますね。
離発着が少ない時間帯がありますので、大分空港のホームページなどで運航状況をチェックしながらお楽しみくださいね。
小城観音展望公園
情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。
- 住所
- 大分県国東市武蔵町小城1002-1
- アクセス
- 大分空港 車10分
- 備考
- 駐車場あり
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