小型ロケットを搭載した飛行機が離陸する『宇宙港』として注目を浴びている『大分空港』。
早ければ2022年にも実用化されるといわれています。魅力あふれる『大分空港』についてお伝えしましょう。
祝!開港50周年
『大分空港』は、国東半島の東側、国東市にあります。1971年10月16日に開港したので、今年(2021年)ちょうど50周年を迎えました。
所在地 : 大分県国東市安岐町下原13
便数も利用客数も回復中
長引くコロナ禍により、飛行機の利用客は激減していました。しかし最近の感染者減少に旅行やビジネスで利用されるお客さんが増え、ようやく回復の兆しが見られます。一時はガラガラだった駐車場もこのとおり、だんだん埋まってきていますね。
2021年11月中旬撮影
オススメの見学スポット2選
今回の記事では、自他共に認める飛行機ファンの地元ライターなかじょうが『大分空港』周辺の迫力ある飛行機見学スポットを2か所ご紹介します。
一号空港緑地
『大分空港』の南側、国道213号の下原北交差点を海側に入るとすぐに『一号空港緑地』があります。
『大分空港』を離着陸する飛行機はもちろん、駐機している飛行機も見ることができる最もお勧めのスポットです。
休日や珍しい飛行機が来るときは、望遠レンズを構えたカメラマンが多数訪れています。
『大分空港』は海を埋め立てて造られた空港なので、青い海をバックに着陸する飛行機や大空へ向かって離陸していく飛行機を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいます。
ベンチや丸テーブルも設置されています。ぜひ、お弁当を食べたりコーヒーを飲みながら、のんびりとお過ごしください。
また、2023年度中の就航を目指して準備が進められている『ホーバークラフト』は、大分市と空港を海路で結ぶ高速艇です。2009年10月から運航停止していた『ホーバークラフト』の進入路で、近い将来新しいホーバーが再び走るんだと思うとワクワクが止まらないですね。
『一号空港緑地』は飛行機を見るために整備された公園ですが、駐車場やトイレ、ごみ箱はありませんのでご注意ください。
空港展望公園
国道213号の大分空港入口交差点を空港方面に入り物産直売店『大分の空むさし』の先を左斜め方向に100m進むと『空港展望公園』があります。
駐車場は身障者用を合わせて6台分ですが、その先にある焼肉店『開山』さんの北側にも10台程度の駐車ができます。
『空港展望公園』には、休憩小屋や子ども用の小さな遊具が設置されています。なぜかゴリラもいます。
嬉しいことに飛行機の時刻表が掲示されているので、タイミングを逃すことがありませんね。
このスポットからは、空港消防隊や給油施設の様子も見ることができます。
『開山』さんの北側エリアは、滑走路を走る飛行機が目の前です。
また、すぐ近くに『本田航空』さんの『大分フライトトレーニングセンター』があるので、小型機による操縦訓練の様子も見ることができます。
このエリアは、駐車場はありますがトイレやごみ箱はありませんのでご注意くださいね。
オススメの時間帯
『大分空港』では、午前中に多く飛行機が飛んできます。オススメの時間帯は午前9時から12時です。日没後も滑走路のライトが光って綺麗です。
飛行機を利用されるお客さんが多い休日には、大きめの機体を見ることができるかもしれません。
いかがでしたか? 次回は、飛行機の写真撮影をしたい方にオススメのスポットをご紹介します。お楽しみに!
大分空港(大分航空ターミナル)
情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。
- 住所
- 大分県国東市安岐町下原13
- 営業時間
- ビル開館時間~最終便到着まで
- 電話
- 0978-67-1174
- Webサイト
- https://www.oita-airport.jp/
- https://www.facebook.com/oitaairport/
- @oita.airport_official
- 備考
- 有料駐車場あり
電話(0978-67-1174)は大分空港総合案内所
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