450年の時を超え豊後王 大友宗麟に出会える場所『南蛮BVNGO交流館』

おりまゆ

戦国時代、日本有数の国際貿易都市大分にはありました。その都市を治めていたのが、キリシタン大名として有名な大友宗麟です。

宗麟が生きていた時代を体感できる場所が大分市にあります。VRで当時の様子を覗いてみましょう!

南蛮BVNGO交流館とは?

平成8年より発掘調査を行い、年々当時の様子が解明されてきました。そしてその場所には復元された大友氏館跡庭園』や『南蛮BVNGO交流館』があります。『大友館』の復元に向け現在も発掘調査は行われています。場所はこちら👇

所在地 : 大分県大分市顕徳町3-2-45


『大友氏館跡』の一角に設置された『南蛮BVNGO交流館』は、現在までの発掘調査を基に『大友氏遺跡』や大友宗麟の功績をわかりやすく、そして楽しく体感できる見どころ満載な施設です!

交流館の見どころ

館内ではダイナミックな映像で、かっこよくて勇ましい宗麟に出会えます。

歴史ゾーン

『大友館』の床の間をイメージした画面に、大友宗麟が現れ半生をわかりやすく解説した7分ほどの映像が流れます。

シアターゾーン

『大友氏遺跡』の概要をまとめた映像や、現在の女の子が戦国時代にタイムスリップする物語の2本が視聴できます。物語は各11分ほどです。

茶の湯ゾーン

お茶に精通してい宗麟は、当時文化人としても有名であったとか。戦国時代の茶室をイメージした立体展示室もあります。

展望デッキ

2020年に復元された大友氏館跡庭園』がこちらの展望デッキより一望できます。発掘調査より判明し戦国時代にあったと想定される草木が庭園には植えられ、四季折々の風景が楽しめます。

ベンチもあるので、のんびりと庭園が眺められますよ。

大友氏館跡のこれから

大友宗麟公生誕500年となる、2030年に向け『大友氏館跡』の歴史公園整備が現在行われています。戦国時代に政治や儀式を行う場所であった中心建物などの復元や大友氏、大友氏遺跡を学ぶ歴史文化観光拠点施設を整備するそうです。

VR体験

現在はまだ発掘調査中であるため、立体CGで復元された大友館のVRを現地で体感することができます。所要時間は30分ほどです。
個人のスマートフォンでアプリをDLすることで楽しめます。VR用タブレットの無料貸し出しも行っていますよ。
タブレット貸出時間 9:30~16:00

大友氏館の内部に潜入!

VR体験をするとどのような景色が目の前に広がるのか、『南蛮BVNGO交流館』さんより画像をお借りしました。現地では360°戦国時代の景色が楽しめるため立体感がすごく、迫力があります!
中心建物の復元イメージCGです。
中心建物の画像は中村泰朗氏監修

同じ敷地の中には、たくさんの建物のほかに能などを舞う舞台があったと考えられています。

この記事を作成するにあたり、写真や図面等はすべて大分市教育委員会様よりご提供していただきました。

おりまゆ

目の前に広がる戦国時代の様子に、大人も子どもも感動すること間違いなしです! これから復元が進む『大友氏館跡』の様子や発掘調査の成果など、気になることが満載です。

大分県にこんなにもすごい功績を残した偉人がいた! ということをぜひ体感して学んできてくださいね。

南蛮BVNGO(ブンゴ)交流館

情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。

住所
大分県大分市顕徳町3-2-45
アクセス
大分駅府内中央口 車4分
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
月曜日(第1月曜、祝日や振り替え休日の場合は開館し翌日休館)
電話
097-578-9191
Webサイト
https://www.city.oita.oita.jp/o204/bunkasports/rekishi/koryukan/top.html
Facebook
https://www.facebook.com/oita.otomo/
備考
駐車場あり
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