1年に1度しか行われないイベントです! 千年前に鶴見岳で始まった神聖な儀式に参加してみませんか?
峰入り大祭
2022年7月31日(日)10:00~鶴見山峰入り神事、採灯大護摩行、山伏行列などが行なわれます。
開催当日は『別府ロープウェイ』さんの鶴見山上駅(仮設)にて、息災延命や家内安全、商売繁盛などの願いを書く護摩木2本セットが販売されます。
参加者によって書かれた護摩木は1本ずつ、採灯大護摩と祖霊社に奉納します。
採灯大護摩とは、願いが書かれた護摩木を燃やしお祈りする儀式
千年前より続く『鶴見山峰入り大祭』参加へは『別府ロープウェイ』に乗り、片道約10分の空の旅がおすすめです。
鶴見岳の峰入りについて
鶴見山峰入りは、平安時代の康保二年(965年)に天台僧・性空上人が日向の国の霧島山に続いて、由布・鶴見両山に山岳道場を開いたときに始まったと言われています。
由布では仏山寺、鶴見では常行寺を開基したそうです。鶴見山では、当時の火口であった三池を中心に禅定の修行が行われていました。
江戸時代までは峰入りが行われていましたが、明治初期の神仏分離をきっかけに廃止され昭和38年より復興し今に至ります。
大祭当日の様子
当日は、鶴見山峰入り神事や採灯大護摩行、山伏行列などが行なわれます。
山伏行列では、ほら貝や音木(おんぼく)を鳴らしながら鶴見岳の七福神などを巡拝し、山上権現祖霊社で神事、最後に鶴見岳頂上にある御岳権現奥の院(火男火売神社上宮)へと行進して一連の行が終了します。
山伏とは、山中で仏道修行に励む僧のこと。
願いを護摩木に書き、採灯大護摩を参加者が自ら行います。
詳細
峰入り大祭の一般参加についてはこちら👇
- 日時
- 2022年7月31日(日) 10:00~ (約2時間程度)
- 参加方法
- 申込不要開催日に鶴見岳山上へ直接お越しください。
- 護摩木
- 鶴見山上駅前(仮設)にて販売
この記事を作成するにあたり、写真はすべて別府ロープウェイ様よりご提供していただきました。
欲や迷いを断ち切って心身が清らかになる非日常の体験ができますよ。申込みも不要なので、ぜひ一般参加してみてくださいね。
別府ロープウェイ
情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。
- 住所
- 大分県別府市大字南立石字寒原10-7
- 営業時間
- 夏季 (3月15日~11月14日) 始発9:00 / 上り最終便17:00、下り最終便17:30
冬季 (11月15日~3月14日) 始発9:00 / 上り最終便16:30、下り最終便17:00 - 定休日
- 年中無休 (悪天候、設備の整備、点検等の場合は運休)
- 電話
- 0977-22-2278
- Webサイト
- https://www.beppu-ropeway.co.jp
- @beppuropeway
- 往復運賃
- 大人 (中学生以上)1,800円 / シニア(70歳以上)1,700円 / 小人 (4歳以上)900円
- 備考
- 駐車場あり
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